従来の粉末ペーストフラックスは通常粉末状或は乳濁液で使用される為、ワークにフラックスが均一に塗布できず、フラックスの残渣と浪費が課題です。又、多く塗布し過ぎた部分はフラックスが堆積·酸化し、塗布されていない部分は被酸化保護が不十分。ワークは通常酸洗が必要です。酸洗フリーフラックスは均一で透明な液体(活性物質の分布が均一、時間の経過による沈殿変化が無い)。ワーク表面に塗布する事でコアードワイヤー同様フラックスの使用量を多すぎ無い様制御し、無駄を省き、且つ環境に優しい。コアードワイヤーより優れた点はワークの流動性を保証すると同時に大きな面積のワーク表面の酸化防止保護が可能です。ベーパーフラックスより優れる点はガス蝋付けに限らず高周波蝋付けにも広汎な応用が可能で且つ活性は更に強力です。
型式 | 特徴 | 応用範囲 | 安全技術仕様書 |
FB501L | 非腐食性 | 無酸化銅、真鍮、炭素鋼のガス蝋付けと高周波蝋付け | MSDS |
FB502L | 腐食性フラックス、残渣は容易に水洗可能 | 無酸化銅、真鍮のガス蝋付けと高周波蝋付け | MSDS |
FB503L | 軽微な腐食性フラックス、残渣は容易に水洗可能 | 無酸化銅、真鍮、炭素鋼、ステンレス鋼のガス蝋付けと高周波蝋付け | MSDS |
溶接パウダーシート | 薬の芯に溶接する | ハンダを洗浄しない | |
かんきょうほご | × | √ | √ |
工作物保護 | × | × |
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